【元自衛官が解説】自衛官がつみたてNISAをするべき3つの理由

自衛官がつみたてNISAをするべき3つの理由を解説

つみたてNISAがすごく良いと聞いたけれど、結局なにが良いの?と思いませんか?

自衛隊には定期積立貯金もあるし、何が違うんだろうと私は思っていました。

実は、つみたてNISAは資産を増やすために、めちゃくちゃ役に立つ制度だったんです!

なぜなら、非課税でありながら、貯金以上のリターンが期待できるからです。

特に、月々の収入が安定している自衛官との相性バッチリ。

この記事では、つみたてNISAを自衛官がするべき理由を紹介していきます。

記事を読み終えると、今すぐにでもつみたてNISAを始めたくなると思います!

目次

つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは、長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

株式投資は本来、20%近い税金がかかってしまいます。

その全てが非課税になるので、利用者にとって非常に有利な制度です。

つみたてNISAの詳しい解説は、以下の記事を参考にしてみてください。

自衛官がつみたてNISAをするべき3つの理由

自衛官がつみたてNISAを始めるべき理由は3つあります。

1つずつ解説していきましょう。

定年が早いから

自衛官の定年退官年齢早見表

自衛官の定年退官の年齢は、世間一般よりも10年ほど早いのです。

若年退職給付金や、退職手当などの福利厚生はありますが、当然それだけでは足りないでしょう。

積極的に現役世代の内に資産運用をすることで、定年退官が早くても焦ることありません。

つみたてNISAには、非課税期間を無期限とする案もでています。

  • 非課税期間は無制限
  • 年間投資上限120万
  • 生涯投資上限1800万

新しいNISA制度をフル活用した場合、18歳で入隊した隊員が55歳の定年まで安定して積み立てできます。

仮につみたてNISAを3,3万円で積み立て続けた場合、次のような投資成績を目指すことも可能です。

18歳から55歳までの積立投資予想

老後2,000万円問題が、つみたてNISAひとつで解決してしまいますね!

インフレリスク対策になるから

インフレリスクとは、今持っているお金の価値が下がってしまうリスクのことです。

経済的に軽いインフレ状態は、実は健全な状態です。

つまり、お金の価値は下がるのが当たり前。

日本ではインフレ率を目標2%としているので、年々お金の価値が2%下がる可能性があります。

利息とインフレ率の比較表
インフレ率2%(仮)

注1:投資期間15年以上で期待されるリターンの割合。

表を見ても分かる通り、資産運用としてプラスになるのは、つみたてNISAのような投資だけです。

預貯金や定額貯金は、お金を増やすのではなく、今あるお金を守るための手段だと考えましょう。

投資の判断基準は、次のフローチャートを参考にしてみてください。

投資判断をするためのフローチャート
投資判断フローチャート

自分の資産が、どのタイプの当てはまるのか考えましょう。

将来の選択肢を増やせるから

定年が早い自衛官にとって、定年後の人生をどう選択するか気になりますよね。

現役世代と同じくらいの収入を目指すとなると、転職活動に力をいれなければなりません。

  • 自衛隊の就職援護
  • 転職エージェントへの相談
  • 自己開拓(知り合い、親族など)

様々な方法を取る必要が出てきます。

しかし、退職時に資産をしっかりと作り上げていれば、仕事へのハードルを下げることも可能です。

自衛官がつみたてNISAをする強み・弱み

自衛官の強み自衛官の弱み
安定した収入があるので、同じペースで積み立てができる。
福利厚生のサポートがあるので、投資に資金を割きやすい。
周囲の投資への理解が浅い。
ぼったくり投資を売り込まれやすい。

よほどのことでは職を失わず、年1回のベースアップが期待できる自衛官は、積立投資に向いています。

しかし、投資余力があることや社会的信用が高いことから、様々な投資話を持ち掛けられることが多いでしょう。

複雑な仕組みの投資ほど、ぼったくりの可能性が高いと考えてください。

自衛官はつみたてNISAだけでも、十分に資産運用をすることが可能です。

よくある質問

投資をはじめる時には不安がつきものです。

よくある質問を解説しましょう。

投資会社が潰れたら損をしませんか?

安全です。

証券会社は法律によって分別管理制度を課せられています。

投資者の資産を分別管理することで、証券会社が破たんしたとしても、投資者の資産に影響が無いようにする方法です。

また、仮に法律違反をした証券会社があった場合。

日本投資者保護基金より、1,000万円までの保障を受けることもできます。

二重の保護制度があるので、投資信託は比較的安全な投資先です。

参考:日本投資者保護基金 投資者保護とは

まとめ

いかがでしたか?

安定した収入のある自衛官であれば、リスク資産の株式投資をするメリットがあります。

余力のある投資で、豊かな生活を送れるようになりましょう。

投資については自己責任です。

どんなにオススメされても、鵜呑みにせず勉強を続けることが大事です。

この記事が、勉強の入口になれれば嬉しいと思います!

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