学生時代から暗記が苦手で学科試験が不安になっていませんか?
自衛隊でも実は学科試験があることを知って絶望していませんか?
安心してください!
自衛隊の学科は、実は入隊前からでも勉強ができます。
なぜなら、自衛隊が行う学科試験の一部は『自衛隊の法律』を学ぶからです。
この記事では、入隊前に覚えておくと良い法律を紹介します。
記事を読み終えると、周りの隊員よりも一歩先に暗記ができているから
きっと一目置かれることでしょう! 目指せ学科満点!
自衛隊が行う学科の種類
自衛隊法
自衛隊が行う学科については大きく分けて2つあります。
✅自衛隊法
✅戦技教育
こちらでは主に、自衛隊法について紹介をしていきます。
服務の本旨・服務の宣誓
自衛隊に関する法律を新隊員では主に学びます。
自衛隊はいくつもの法律の下で活動を決められています。
その法律を隊員1人1人が知ることは非常に重要なのです!
そして、これは確実に覚えなさいと言われるのがこちらです。
自衛隊法 第五章
隊員 第四節(服務の本旨)
第五十二条 隊員は、わが国の平和と独立を守る自衛隊の指名を自覚し、
一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身をきたえ、
技能をみがき、強い責任感をもつて専心その職務の遂行にあたり
事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に努め、
もつて国民の負託にこたえることを期するものとする。
自衛隊法より引用
そして、似ているけど服務の本旨と同様に覚えていけないのがこちら。
自衛隊法施行規則 第三章
隊員 第四節(一般の服務の宣誓)
宣 誓
私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、
日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、
常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、
政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、
事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に努め、
もつて国民の負託にこたえることを誓います。
自衛隊法施行規則より引用
服務の本旨は自衛隊員がやるべきことを書いている。
服務の宣誓は自衛隊員がやるべきことをやりますと宣言している。
実際の試験では「全文書きなさい」と言う出題傾向が多いです
これらはすべて「法律」の話なので、当然一般の方でも閲覧可能です!
誇り高き陸上自衛官の心得
- 挑戦:挑め! 果敢に
-
自主積極、はつらつとした職務遂行意欲
あらゆるものに創造性を発揮し、失敗を恐れず果敢に挑戦していく心意気
職責を踏まえた自己責任の覚悟
- 献身:尽せ! 一途に
-
危険を顧みず身を挺して任務を遂行する自己犠牲の精神
恐ろしくとも震えながらも心の底から力を振り絞ってやり抜く勇気
- 誠実:貫け! 誠を
-
法と道徳の遵守、高い倫理観及び自主自立の精神
正しいことを正しいと貫ける意志の強さ
これらは法律ではありませんが、服務小六法にも記載されている文章です。
陸上自衛官の心得とあるように、新隊員の内から目指すべき
自衛官の姿を教えてくれています。
実際の出題傾向例はこちら
戦技教育
自衛隊の法律以外に学ぶことに、自衛隊特有の戦い方や設備、装備品のスペックなどありとあらゆることを学んでいきます。
それらのほとんどが『自衛隊外への流出を禁止する情報』ばかりになります!
実際に情報を流出したとして元陸将(自衛隊の階級でもトップクラス)が書類送検もされています。
ロシア駐在武官に情報漏洩容疑 陸自元陸将ら7人、きょう書類送検 産経新聞ニュースより引用
当ブログでもこの分野に関しては皆様に教えることができません。
なので、気になる方はぜひ! 入隊してみて下さいね😆
まとめ
自衛隊にも学科試験があることがお分かりいただけたでしょうか?
✅自衛隊法(法制教育)
✅戦技教育
法律の勉強は実は誰でもいつからでも始めることができます。
少しだけでも目を通すだけで、同期との差は明らかに見えるでしょう!
学科試験の後には体力検定もあるのでこちらも参考にしましょう.